事件と結びつけるつもりはなかったのですが(以前に描いたものですし)、佐世保の、美しい自然に囲まれて、人が、支えあって、暮らしている、普通の姿も、この街なのだと、他の地域の人に知ってもらいたいな、と改めて、思った気持ちを伝えていただきました。
my article about postcards of Sasebo was on the Nagasaki Newspaper
佐世保版の記事です。local news about my postcards |
お盆休みに、家族で車を飛ばして、がーっと福井県、京都、岡山、そして、山口と、ロードトリップしてきました。そうして感じるのは、地名や、観光地からの印象だけでは感じられない、それぞれの地域に、それぞれ独特の雰囲気があるなあ、ということです。
中国地方の山村部に行くと、赤い瓦屋根の日本家屋が、稲の鮮烈な黄緑と山の緑の間に、ぽつんぽつんとあり、何とも言えない、牧歌的で、明るい雰囲気があります。庭木の配置の仕方、生垣のおきかた、育てている植物など、地域によって特色があり、それをまとめて空気として受け取ると、そこにある人たちの生活が、物語のように、心に浮かんでくるような気がします。
情報がなんでも簡単に入る時代ではありますが、それがその地域を知ることではないし、それが全部でもない。情報にすらならない部分に、生活や人の暮らしのほとんどがあります。たいせつな、でも、見落とされがちなそういう風景こそ、実は、プライスレスな、その土地土地の、美しさや、あたたかみだと思います。
それを、表現できるのは、物語や詩、アートなのかな、と感じます。改めて、そうしたものを表現し続けていきたいな、と思いました。
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