ナノカは、魔の2歳とも呼ばれる、イヤイヤ期が、短かった。2歳前半に、イヤイヤ言っていた気がするが、言葉が進み、気持ちが伝えられるようになると、次第におさまっていった。
しかし、3歳になってから、にわかに雲息が怪しくなってきた。注意する場面も増えてきたのだが、いちいち過剰な反応をして、いつまでも、ずるずる泣いている。思い通りにならない、自分の言ったことが理解してもらえない、なども、泣きの対象になる。3歳になると楽になる、と聞いていたが、どうも様子が違うような、、、
納得がいくように話そうとするが、あまりにしつこいので、「いつまでも、泣かない」と、ブチンと切り上げ、「泣いてると、損するよ」と、大人の理屈を言ってみたり、、、私の対応は、正解じゃないんだろうなあ、と思うが、彼女のペースに合わせていても、気持ちが切り替わらず、長引くし、、、どうしたものか。
こうして、外で、かんしゃくを起こしたり、泣いたりしてる時に、これ、「しつけが悪い」という枠の中に、はいってるのかなあ、と思ったりする。子供は、反抗する時期もあれば、扱いにくい時期もある。不本意だなあ、とも思うが、その瞬間、公共マナーを守って、迷惑をかけていないか、と言われれば、否定できない。が、そんな時期でも、社会に関わり、その中で成長させていかないといけない。結局、ぶれないためには、人の目を気にしすぎてはダメなのかも。ご迷惑おかけしますが、しばらく、スミマセン、だ。
さて、ナノカは、今のところ、いたって普通の(言葉の発達だけはいい)子供だ。しかし、これが、突出して、特殊な子供だったら、自分はどうするのがいいのだろう、と考えることがある。
海外の美大にいた時、たまに、突出したタイプの人間に出会うことがあった。個性派だらけの美大でも、そこまでの人間は、ほんの一握り。
会話が成り立たなかったり、破滅的な生活をしていたり、変わった性習癖があったり、、、変わり者に対して寛容な美術学校社会にあっても、さらに浮いてしまうような存在だ。その感覚は鋭く、表現には雑念がなく、ある種の迫力のある作品を作ったりもする。決して、うまかったり、いい作品を作り出してる人ばかりではなかったが、とにかく、「違う」のだ。
「天才って、こういう人の中にいるんだろうな」と思った。それは、深い闇や、他者とは決して交われない孤独、狂気にも隣接した世界を生きている人間が、心を解放するために、生きるために「描いたり」「書いたり」しているのだという、緊迫感なのだろうか。その度が進み過ぎると、「アート」の枠すらはみ出る。私は、狂気のレベルにまで行ってしまった作品は、気分が悪くなってしまい、見れない。もう、アートではないと感じる。まさに、紙一重の世界だ。
自分は、その突出した人種ではないんだな、と実感した時、残念だったが、ホッともした。突出した人たちは、決して、幸福そうではなかったからだ。
ナノカが育ってきて、知性の片りんを見せ始めた。このぐらいの子供って、おもしろい。なんと、可能性に満ちた存在なのだろう。でも、同時に、どこへ行くともわからない船が動き出したことも意味する。船は、波に揺られて、風にあおられ、凪いだ大海に漫然と浮かんだり、、、親は、いったい、どこまで、できて、何が答えなのだろう。親は、重要な水先案内人かもしれないが、親だけでは、どうにもならないものなのだとも思う。
願わくば、突出した人間にも、個性的な人間にも、障害のある人にも、こだわりのある人にも、その人たちに合った航海を助けてやれる社会であるといいと思う。人は矯正して、みな「普通」(あるいは、一般的な「優秀」)になれる訳ではない。そして、「普通」が正解でもないし、「普通」の測りでは、はみ出てしまう所に、多くの才能が存在している。柔軟な教育制度、異質なものへの寛容な社会。それで、ただの落ちこぼれ、変わり者、と呼ばれていた人間が、天才になるかもしれない。
って、これは、魔の3歳児とは、関係のない話ですが。あげく、うちの子は、普通っぽいのですが、、、
After becoming three, Nanoka got difficult. She cried every time when she was not happy- when I told her something to do or not to do, when she cannot make me understand, when her wish did not come true,,,I tried to explain to let her understand why she has to give up, but she kept crying for ever and I ended up, "Enough" and I said to her "Too much cry did not give you anything" probably it is too adult logic, though. I am not sure about my education, but there are no way I can stop her.
In a public, some people might think that I am not educate her well. I want to say, it is the age and I am doing my best but it might be true that she act bad sometimes in a public. Probably I should not think too much what others think about us to keep out theory about kids education.
Nanoka is just ordinal girl. I sometimes think about what I should have treated her if she was radically different from others. I met several those people-they cannot make conversation, live a strange way and relationship is always in a collapse etc. But they are different and gifted. Japanese education systme are made up to make ordinal type or A plus type. They igonore the different people but actually real genious are inside these different people. If I am mom of that kind of person, what should I do? I might try to accept it, let it develop and try to do my best, but actually it has limitaion. The society should accept them, educate them in a proper way,,, then those not ordinal people(drop out from ordnal rail road) could be treasure of the world.
Well, my girl does not seems to be that kind of geneious, though,,,
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もともと、注意されると、when I told some manner, |
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おおげさな反応をするところがあったが、she was not happy and reacted too mcuh like actor. |
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最近は、よその人に対しても態度が悪く、She is recently acting bad to others |
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よく、泣く。しつこい。cried in a public hard,,, |