ナノカの学校生活、はじまる。
授業もテストも宿題も成績表もなかった2年間。
家で見ていると、漢字は、図形を描くような、不思議な書き方をするし、九九は、足し算で計算していた。
案の定、学期初めの「2年生の復習」漢字テストは、「半分も埋められなかった!」と言うし、算数は、時間中に「まったく、終わらなかった!」と、報告してくれた。
あっけらかんと。本人、あまり、気にしていない?
帰宅後、「一緒に、宿題をしよう」と友達がやってきた。ナノカは、人生ゲームがしたくて、宿題を後回しにしようとしたが、やんわりと、「宿題を、先にやっちゃおうよ」と、促されていた。
一緒に宿題をするなんて、女子高校生まで続く、女子な生活を垣間見て、「うつくしい!」と感動する。なんでも、美しく思える。
気にしていないように見えたナノカだが、朝から、紙に漢字を書いていた。「今日、テストがあるかもしれないから」と、確認をしていたようだ。
積極的だなあ。順序が逆なのを、矢印で修正するとこが、甘い感じがするが。そして、次の日。宿題をするナノカ。なぜか、ハチマキしてる!
笑いが取りたいのか、よく、わからなくて、ちょっと、指摘してみたら、「ママも、仕事がはかどるから、ハチマキした方がいいよ」と、勧められた。真面目だった!
学校の話も、「大なわとびは、片足で行くのが、コツなんだよ。次の足が出やすいから」「授業、おもしろいよ。ちょっと、難しいところもあるけど」と言う。
楽しいようだ。よかった。
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