2020年8月3日

させぼ通信さん、mantoさんと コラボエコバック Eco bag project

ポリエチレンの袋が有料化された。

「実はプラスチック削減にならないよ」とか、賛否両論も出てきたが、海や山で、飛ばされちゃったうっかりゴミを含めた、様々なビニル袋ゴミを見てきた者としては、「これで啓蒙されて、ゴミが減ればいいなあ」と思っている。

そんな中、させぼ通信さんと、Mantoさんのコラボ企画で、エコバックを作ることになり、参加アーティストとして、誘ってもらった。
わたし自身も、度々、エコバック持参を忘れてしまい、ちょうどいいサイズのものがあったらいいのにな、と思ってたところだった。

引き受けてみて、感じたのだが、「させぼ」というイメージは、人によって、違う。
当たり前だが、自分にとっての「させぼ」と、他の人にとっての「させぼ」は違うのだ。
わたしにとっては、娘の幼少期を過ごした街なので、その「思い出」を絵にしたいと考えた。

しかし、まずネックになったのは、エコバックは、濃い下地に白抜きになること。
子どもの表情が、黒線で描かれる場合とは、雰囲気が異なることから、断念した。
黒地に白になることを考慮したデザインを中心に考え直した。
黒布に白で描いてみた。九十九島チョウチョだ。
しかし、チョウチョって、させぼってイメージじゃないよね、の意見もあり、クラゲとか、植物とか、どうですか?と提案される。
クラゲかあ。確かに、海きららのクラゲ館は、きれいだ。そして、海に行くと出会うクラゲちゃんたち(いや、これはポジティブな出会いじゃないか)。
なにはともあれ、クラゲの絵柄にチャレンジ。ミズクラゲという、ヒレヒレのついたクラゲをモデルに、佐世保の花、かのこゆりを模様に入れてみた。
すこしファンシーな仕上がりになったが、たしかに、プラスチック削減で救いたいのは、美しい海。海の生き物っていうのは、よい選択だったかな。

ということで、無事、この後、デザインを提出。もうすぐ仕上がってくるらしい。
どんなになってくるか、楽しみ。

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