One day evening, Nanoka was writing something asking me not to see. |
Then she told me what she had written. It was parody of Cinderella. Very original and funny. |
Then she mentioned her future dream for the first time. She wants to be playwright. |
親だったら、だれもが自分の子の未来を想像して、ワクワクしたり、
不安になったりするものだろう。
今まで、ナノカが夢を語る時は、思い付き感が漂っていた。
「バレリーナ」「ピアニスト」「絵本作家」
身近にあるものや、憧れがそのまま、口に出ている感じだ。
そして、最近は成長して、将来に現実味が出てきたのか、慎重になり、
「まだ、決めてない」が答えになっていた。
そんな中で、「劇のお話を書く人」は、久々の具体的な夢である。
山のように本を読み、小さな頃から舞台を見て育ち、
演じる側にも挑戦し始めた。
初めて、現実に降りてきた夢の話を聞いた気がした。
ナノカの作ったパロディは、発想がものすごく斬新で、
(亡くなるのは父親。そして、シンデレラは甘やかされて、ワガママ)
また、文章が、簡潔で美しい。 文のセンスがあるな、と思う。
だが、思い付きで書いているので、きれいにまとめられず、
途中で行き詰ってしまった。
お話の矛盾を私が指摘すると、泣き出した。
まだまだ、先は長く、険しい。
親というのは、アホで心配性な生き物だ。
文系不遇の時代、私そっくりで、文系の濃縮シロップみたいなナノカの将来を
色々と案じていたのだが、ナノカ自身が、文系の権化みたいな夢を
見つけてくると、「その手があったか!」と、うれしくなった。
将来の夢なんて、あっちにいったり、こっちにいったり、
迷ったり、挫折したり、変遷していくのだろう。
でも、この人が「よい」と思う仕事が、今、この世に存在しているという事に
希望を感じた。
ちなみに、ナノカは国語に苦手意識が強い。
それは、漢字に対する苦手意識から来ている。
1年生で⚪︎×がつくのが、漢字のテストしかなかったので、
そこでの評価を国語の評価として感じているのだ。
本来、読解力や文章力こそが国語力なのだと思うが、
それが、問われるのは、何年生からだろう。
その能力を発揮する前に、国語に対する苦手意識が、漢字の書き取りだけで
できあがってしまっているとしたら、もったいないなと感じる。
私は、「学校では評価もれ」しそうな能力に
出会ったなら、それを、しっかり評価したい。
いつか花開くかもしれないから。
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