2020年1月27日

リトルアーティスト「すすむさんを かこう」Figure Drawing

やってきました、年に1度の「すすむさんを、かこう」
セッション3では、ナノカがモデルをしました。モデルも上手になりました。
モーションドローイングは、こんな感じで、ポーズを短い時間で捉えます。1分。
 その後、30分のポーズで、作品を描いてもらいました。
ラインにいろいろな表情があって、とても、面白いドローイング。紙の空間の使い方も、堂々としていて、いいですね。
大人の作品。バランスよく、紙を使い、最後の方に入れたラインが、強弱があり、まとまりがあって、いい感じです。
こちらは、時間をかけて線を引く、女の子の作品ですが、30分使って、しっかりと仕上げてきました。やさしげな表情が、彼女の性格がにじみ出ていて、微笑ましい作品です。
大人の作品。しっかりと全体のバランスを捉えて、さらに、背景まで、描きたしていきました。初めて扱った木炭では、細かいところが描き分けにくかったと思いますが、しっかりと仕上げてあります。
こちらも、大人の作品。背景にも、しっかりトーンと入れて、雰囲気を作っています。体のバランスもいいと思います。
とても、強い黒のラインで描いたフィギュアが、愛らしいですね。そのラインを生かした色の塗り方で、うまく、まとめてあります。表情もちょっとユーモラスで、かわいいですね。
今年で3回目になる男の子の作品。椅子と体のバランスを取るのに、毎年、四苦八苦してましたが、今年は、スムーズに体とポーズをつかむことができました。空間への収め方も、いい感じです。そのフィギュアを生かして、色と模様で遊んで、作品にしました。しっかりしたフィギュアの形と遊びが、楽しくコラボしています。
ナノカの作品。体のバランスの取り方や、イスとのバランスなど、しっかり捉えられています。木炭の表現も、いろいろあって、いいです。紙にななめに描いてしまったのが、ちょっと残念。
フィギュアを、肉の塊のように捉えることで、しっかりと見れるようになりました。それを生かして30分ポーズでも、体を塊として見て、いろいろな色で遊んで、描いてみました。おもしろい試みですね。こんな感じで、いろんな静物とかも、描いてもいいかもしれませんね。
こちらは、30分ポーズを見ながら、これを描いてました。インスピレーションになったかな?前半戦では、とても素敵なモーションドローイングをしてましたよ。
毎年恒例の、フィギュアドローイングを、今年もすることができました。

ナノカのモデルも、2回目。かなり、上手になりました。
大人の男性と、少女では、体つきが違うので、
それを、描き分けるのも、訓練になります。

フィギュアドローイングをしている時の
みんなの戸惑った顔が、好きです。

表現って、つねに、 「挑戦」「実験」であるべきなのに、
いい作品を描かなきゃ、と縛られてしまう、普段の私たち。
でも、そんな暇もなく、目の前のモデルさんと、自分の手と目と紙とに
集中して、有無を言わさず、時間が過ぎていく。
いい脳の、リフレッシュになっているのではないでしょうか。

今回、ビッグアーティストさんが3人参加してくれましたが、
普段の生活で、使わない能力を使わなきゃいけなくて、「新鮮だった」と言われました。


小さな子では、「見たものを、描く」だけでも、ものすごいハードルです。
幼児は、モデルを見ながら、違うものを描く子が多いです。
でも、雰囲気の中で、なんらかの刺激を受けて帰ります。
数回目の子の作品を見ると、ああ、よく見れるようになったなあ、と
感慨深くなります。

また、来年も、やりましょう。

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