2019年3月29日

本日の収穫物 Today's catch

セリとつくし wild harb
ノビル、ふたたび wild leek
ヨモギを茹でる boil the herb
すりつぶす crash them
お餅と混ぜて、あんこを乗せる made sweets from that
おいしい。でも、とっても、手がかかった。Very good, but too much work after all.
友人滞在のバタバタ後、締め切りがあり、とっても、忙しい。
しかし、ナノカは、春休みだ。
早くから、勝手に春休みを取ってしまったので、
もう、長いこと、ずっと、家にいる。

引っ越してしまったゆえに、どこにも、預けられないし、
友達も近所にいない。
本を与えておけば、数時間は静かなのだが、
さすがに、家にこもりっぱなしは、退屈なよう。

しかたなく、一区切りついたところで、散歩に出る。

何がスゴイって、近所に、0円の食材が、ゴロゴロ生えていることだ。
散歩に一周まわるだけで、手で持ちきれないほどになる。
しかし、0円ではあるものの、どれも、下処理や、調理が面倒くさい。
それでも、目の前に現れると、どうしても、摘んでしまうのが、性分。

忙しいのに、何やってるんだろう、、、

ちなみに、現地の人は、だーれも、採っている様子がないので、
その手間は、換算してみると、相応ではないのだろう。
山菜=趣味 ということか。

2019年3月28日

とも きたる Friends visited

福井から、友人親子来たる。
3泊4日の、ドタバタ滞在記。

子たちは、あまりの楽しさと、別れの辛さで、
最後の夜は、逆に、つれなくなってしまう始末。

でも、翌朝、気を取り直して、最後の最後まで
いい時間を過ごそうと、二人とも、いっしょうけんめいでした。
まるやきチキンのマネで、さようなら。
歩き疲れて、ぐったりも、一緒
朝から、靴を川で濡らしたので、長靴で出かける羽目に。
着いてすぐに、磯遊び。
遠く、遠く、離れていて、
1年に1度しか、会うことができなくても、
(前に会ったのは、2年前?)
かすかに残る「めっちゃ、たのしかった!」 記憶が、
ぜったいに、楽しい時間を過ごせる確信として、あるんだな、と
二人で冒険も、いたづらも、なにもかも、完結してる姿を見て、思いました。

でも、次は、もっと、すぐに会いたいね。

ナノカ、新しい家での、初めてのお客さまは、
幸福な嵐のようにやってきて、
思い出と、切ない空白を残して、去って行きました。

世界遺産ガイドリーフレット Brochure of World Herritage




 昨年、世界遺産登録された「長崎と天草の潜伏キリシタン関連遺産」
Last year, "The hidden Christian culture in Nagasaki region" became
the World Herritage.

訪れる人たち、迎える人たち、それぞれが、
見えているもの、見えていないものの意味を知ることができるといいね、
との声に応えて、リーフレットが出来上がりました。
県北地域ー平戸、黒島、小値賀の3箇所が載っています。
I worked for the brochure about three area, Kuroshima, Hirado and Ojika,
to let visitors and welcomers to know the background of the area.

11月ごろから、取材に入り、
現地のガイドさんや、信徒さん、神父様、
漁師さん、農家さん、移住者さん、住人を支える様々な人に会って
お話を伺い、
学芸員の方に、歴史を学び、
そして、文章を作り上げ、イラストを加え、作りました。
I visited the area, met people, listen to the stories,
experienced the life there and learn the history from scolors.

相当な情報量で、「うわ」と思われるかもしれませんが、
それだけ、文化とは、大勢の人間によって作り上げられた、
壮大なドラマだと、いうこと。
Enormous information on one paper and people would feel
"OMG, I do not want to read much" but this would help to know
better and make the trip better
since it is difficult to see the culture from a glance.

私も、改めて、歴史を知り、人を知り、生活を知り、
見えている部分が、ほんの一部なのだと感じました。
背景を知れば知るほど、いろんなことを、感じることができる旅が
できるのでは、と思います。

このリーフレットが、だれかの心の旅のきっかけになれたら、
いいなあ、と思うのでした。
I wish this brochure would help visitors have rich spiritual experiece from trip.

2019年3月21日

リトルアーティスト「パネル はるの かべがみ」 

今日は、まず、パネルの水貼り。
それから、ウィリアムモリス、アールデコのテキスタイル、現代のテキスタイルなどを見て、平面デザインをしました。

 お昼休憩を取ってから、混色の勉強をしました。
その色を使って、パネルに着色していきます。
中間色が使えるかな。
年中さんの作品。中間色だけど、反対色が使われていて、とても、心地が良い作品。
とても、ていねいに混色していました。シンプルなラインワークに、ていねいな色塗りで、空間がいい感じです。
雨と晴れをテーマに、デザイン。とても、モダンで、それでいて、やわらかい色合いで、かっこいいですね。クレーを思わせます。
初めて参加の年長さん。とても、おもしろい、デザインを描きました。絵の具も初めてで、すこし、細かい絵を塗るのに苦労しましたが、色を混ぜる作業を、楽しめていました。いい色使いです。
4歳の女の子は、私のデザインした絵に、自分で作った色を、塗ってくれました。ものすごい集中力と、しっかりした筆使いで、とても、たのもしかったです。また、一緒に、絵の具をやろうね。
こちらは、抽象的なデザインなのだけど、反対色をしっかり、つかって、とても、目立つ作品になりました。「青いメロンのある静物」みたいなタイトルで、ピカソとかの作品にしれっと入っていそう。
こちらは、最後に背景に塗った赤が、とても、ビビット!ピンクのお花はその影響で、見えにくくなっちゃったけど、パネルとしては、とても、個性的で、明るくなりました。青と緑がしめてくれてますね。
平面のデザインから、しっかりと自分のビジョンを持ち、最後まで仕上げました。色使いも、とてもポップで、それでいて、調和しています。最後まで、集中して、しっかりと完成させたのも、すごいと思います。もっと、こんな作品を見たいな。
こちらは、中間色のやさしい色で、東欧の壁飾りのような作品を作ってくれました。緑と水色が、ともすると、区別がつかなくなりがちだけど、色をしっかりと作ったので、イメージがつぶれることなく、きれいに見えています。 
長丁場の作品作りに、とちゅう、何度も疲れてしまったのに、最後には、背景まで塗りたい、と言ってくれました。横向きに、続くイメージは珍しかったです。楽しめたかな?
描きたいイメージは、すぐ決まり、すぐに塗りたい気持ちを抑えて、今日は、混色を頑張りました。中間色が加わることで、世界が広がります。背景も白く残さず、薄紫で塗り、全体の完成度を上げました。これから、この経験が、作品に反映されていくのが、楽しみです。
こちらは、混色で作った中間色を、水彩の特徴を生かして、淡い色で仕上げました。やさしい色合いが、春と遊び心を運んでくれそうな、楽しい作品。これも、シリーズで、もっと、見たいですね。
どちらかと言えば、今まで、キュートな作品が多かったけれど、ぐっと強い色を使ったり、無機的な柄を組み合わせたりと、とても、意欲的に変化していく、彼女の作品。おもしろい構成になりました。無機的な柄を、ぼかして、2色で塗るというのも、難しい構成なのに、しっかり、仕上げました。

2019年3月19日

エネルギー全開 She is powerful

土手に、野草採りWe went to pick the herbs on the clif
下処理 clean them
ヨモギ、ヨメナ、ノビル herbs
0円テンプラ Tenpura for free
草取り。1畳分ぐらい、草がなくなった!We cleaned up a part of farm.
スイートポテト用に、芋洗い washed sweet potatos for desert.
引っ越し日から、1週間経った。
未だに、箱に詰まったままのものがあるし、
収まるところに、なかなか、ものを納めていない。

でも、春の陽気に誘われて、ナノカは、勢いが止まらない。
散歩に行こうと誘われて、一番近い直売所(片道30分)に行くと、
花の苗が売っている。
欲しいと言うので、購入。本当は、
アマリリスの球根、800円も欲しかったようだが、
そちらは、却下させてもらった。

帰りの道は、二人で、苗の箱を抱えて、歩く。きつい。
近道になるのでは、と土手を歩いたところ、
ノビルを発見。
ノビルを引っこ抜くことにはまったナノカは、
帰宅後、もう一度、カゴを持って、土手に向かった。

家には、まだ、荷物が溜まってるのに、
野草摘みと、天ぷらをする母。
疲れましたわ。

でも、土手に鴨の集団が集まってるのを見たり、
レンゲ畑の甘い匂いを嗅いだり、と
日常に、こんな景色があるのは、いいものだなあと
改めて、思いました。

2019年3月18日

自宅学習 Home Study

黒の古いゴミ箱に絵の具を塗り、貼り付ける紙を選ぶ painted on the used dush box and select the papers.
デコパチしていく pasted teard papers on it
コーティングするput the coating on it
できあがりDone
イチゴジャムのラベルを、本と本物を見ながら、作る making ravels for strawberry jam looking at the real one and botanical book
できあがり Done
修了式の2週間前に引っ越した、わが家。
住民票を移すと、転校しなくてはいけないのだが、
さすがに、2週間だけ、違う学校に通うのは、つらい。
前の小学校に、3月末まで、籍を残してもらった。

2週間、自宅学習をして、修了日だけ、登校して、1年生を終える。

最初こそ、好きなだけ本を読み、畑で花を摘んでと、大喜びだったが、
すぐに、退屈し始めた。
「おともだち」に飢えているようだ。

しかたなく、工作したり、お料理したり。

昨日は、地区の子供会に入り、
初日にして、総会&歓送迎会 に出席。
ナノカは、まったく知らない子ども達の輪に圧倒されつつも、
最後には、仲間に入れて、とても、うれしそう。
私も夫も、少し、顔を覚えてもらえたかな。

人は、社会に生きる動物だから、
子どもも、子どもの社会である「学校」は必要なんだろう。
学校には、「学習」以外に、いろんな役割がある。

人と活動をすること、ケンカと仲直りの仕方、
疲れた時の休み方や、適度なサボり方、
失敗した人への声のかけ方、集団での自分なりの身の置き方、
そんなことも、生きていく上では、必要。

教科書には載ってないけど、
一個一個、経験して、身につけていくんだろう。
二人っきりの昼間を過ごしながら、
「ママだけでは、ちょいと、役不足ね」
と思う、日々である。

2019年3月15日

こんにちは、東彼杵 Move to Higashisonogi

畑つき。毎日、畑と川べりで、遊んでます。Playing at the farm next to the house.
まずは、台所だけ、大掃除+セッティング。ナノカとカレーを作りました。After moving, we set up the kitchen first. Anyway, we could cook now.
ありえないぐらい、天井が高くて、寒い。High ceiling, so it is soooo cold in the house.
ナノカの念願のひとり部屋は、古風な和室。自分でセッティングしました。She got her own room for the first time. That was traditional Japanese style.
マンションの快適な生活から、一軒家。
わかっていたけど、とっても、寒い!
お風呂もトイレも、遠く感じる。

でも、ナノカは、暇さえあれば、横にひっついている畑に行ったり、
前に流れている、ホタルのいる小川を見に行ったり、
泥だらけ、水浸しになって、ご機嫌な毎日だ。

それを見て、まだ、そうやって、遊べる時期に、
土に近い所へ引っ越して、よかったなあ、と思った。
機会をみては、自然のある所へ連れて行ってはいたけれど、
13階は、土から遠い。
一人で、自由に、虫や花と対話できる時間は、なかった。

あえて、不便な田舎へ引っ越したこと、
学校を転校すること、
選択が正しかったのか、考えてしまうこともあったけど、
この年齢の子どもは、変化をなによりも楽しめるんだと知った。

よかった。

2019年3月8日

さよなら、小学校 Last day of the school




今日で、最後の登校。
修了式には、引っ越し先から、早朝出発で出席するつもりだが、
この道を登校するのは、最後。

登校班がないので、一緒に歩いて登校してたが、
上から、ほとんどを見守れるので、
ここ1ヶ月は、一人で行かせていた。

小学生が、この坂道の小道を抜けていく、登校風景。
美しくて、好きだった。

斜面地は、バリアフリーにはならないし、建築も難しいし、
「非効率」で「生産性の低い」土地として、人気がない。
現代人は、平らで便利な中心地に集まっていく。

でも、物語は、斜面にこそあると思う。
坂は美しい。

心拍数が上がって、荷物を岩のように感じる、
この坂を、何度も恨んだけど、
お別れになると思うと、代え難いものだった気がしてくる。

不便さの中に、心に引っかかる、何かが残る。
それをそぎ落としてしまうと、
均一で、スムーズな生活は得られるけど、
舌に残るような、味わいがなくなる。

世界の、すべての坂の港町とつながる、
不便で、美しい、物語。
この坂で過ごせたこと、ありがとう。