On March 11, Nanoka and I joined the candle night nearby. Through a year, I could do almost nothing since I was pregnant at that time and I was busy taking care of tiny Nanoka after that.
3/11の前日、ナノカが寝た後に、一人で震災の特番を見た。家族を失った人、一命を取り留めた人、壮絶な瞬間の話が生々しく語られ、涙がとまらなかった。1年が過ぎ、私達は普段の生活のように暮らしている。(暮らそうとしているし、そして、それは復興を応援する意味でも、大切な事だと私は思う)が、その番組を見て、どれだけ、自分が毎日を家族と過ごせて、普通の暮らしができる事が、ありがたくて、大切な事なのか、心に染みた。いろいろな小さな日常の不満が、恥ずかしく思えた。そして、こうした災害時に、そのために生きて、そのために支えあえる家族がいる事に、感謝せずにはいられなかった。
当日、ナノカを連れて、近所のキャンドルナイトに参加した。1年間、当時は妊娠中で、その後も新生児を抱えて、自分の事で必死で、何一つ、お手伝いも、寄り添う事もできなかった。やわらかいキャンドルの灯りを眺めていると、こうした灯りを遠く離れた被災地でも灯し、眺めているのだろうな、と思い、少しだけ、近くにいる気持ちになった。1日、1日、1年、1年、積み重ねて、時に大切な事を思い返し、残された私達は、今日を、明日を、作って行こうと思う。
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