ワガノワバレエのくるみ割り人形 チケット。
福岡まで、観に行きました。
インターミッションでジュースを飲む |
夢のような世界で、感動しました。
さらに、お年玉で、アリスの懐中時計を買いました。
福岡は、やはり、大都市(と言っても、関東圏、関西圏ほどでもないが)。
いかに、佐世保が小さいか、実感しました。
佐世保は、コンパクトで便利な街。
子育てしたり、生活する分には、ちょうどいいぐらい。
でも、個性的なお商売したり、システムを構築するには、不十分な母数。
たくさんの、「結構、がんばってるな」というお店が、次々に閉店していきます。
すこしニッチな仕事や、ターゲットを絞ったサービスなどが成り立つのは、
大都市ならではなんだな、としみじみ、感じました。
大都会の人が語る、「目の付け所」は、地方では成り立たない。
それがいい、悪い、の話ではなく、違うんだ、ということ。
去年、長崎県の離島に取材に行った直後に、
東京に打ち合わせに行ったら、ギャップで頭が混乱したことがありました。
若い世代がただただ不足する島の事情。
ほんの数家族が移住するだけで、ぐっと解決する問題が、いっぱいあります。
一方、湾岸地域で見たタワーマンションの駐輪場には、100台単位の
ママチャリが並んでいて、ひしめくファミリー層に圧倒されました。
離島が抱える問題と、大都市のストレスが、同じ世界のものと思えず、
ただ「都会と田舎は違うね」では、受け止めきれないものを感じました。
母数が大きな方が、リターンも大きく、
ビジネスチャンスであることは間違いないのですが、
小さい規模のものを切り捨てていくことで、文化が疲弊しているなとも感じます。
いろんな小さな事象に出会い、「感じる。」
私自身も、小さな存在ではありますが、
ちっぽけな人間の頭に、細かな情報をていねいに入れていき、
「感じる」事で、結果、できあがってくるものが、いったい、なんなのか。
やはり、ビッグビジネスには、つながらないのかもしれませんが。
ナノカも、私と一緒に、あっちへこっちへと行き、
人や虫や自然や現象と出会い、
小さな頭を感じさせて、価値観や、意見を、育ててることでしょう。
都会にも行き、地方に暮らし、島にも行く。
それに、なんか、特別な意味があるように感じながら、
今日も原稿を書いております。
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