最初は、抽象画の説明。モンドリアン、ジャクソンポロック、ジョージアオキーフなど。 |
さあ、ウォーミングアップ。この音を、描いてみよう。ポカーン。どうしたらいいんだろう? |
2つめのウォーミングアップは、曲をかけて、イメージを絵にしていく。いろんな青を感じる。 |
音が跳ねてるのかな?ジャズを模様に。 |
有機的な形と、中間色。 |
ラフマニノフの鐘はトキトキの原色。ジャズは、春色のゆるゆる。 |
正解はないよ。感じる心が違うからね。
さあ、今度は、5メートルの大きな紙を広げて、春の音楽を聴きながら、絵を描いてみよう。
立ったまま描ける、大きな筆も大人気。先生も、参加。 |
お母さんも、参加。 |
没頭 |
作品の中に、入って、制作。 |
線の上に、模様。その上に、また、線。 |
完成!いろんな色、形が、踊ってる! |
大きいね! |
ひとつは、うまく描こう、という気持ちから、解放されること。
もうひとつは、大きな絵を描く、ということ。
小さな頃、ナノカは、自然に「抽象画」を描いていました。
まだ、具象が描けなかった、ということが主な要因ですが、
感性とアートが、直接、つながっていたんでしょうね。
発達とともに、世の中を、理性で捉えることができるようになり、
そして、具体的な絵を描けるようになります。
まずは、顔。そして、2頭身の人。
そして、花、建物、まわりも描き加えられていきます。
それは、成長であり、喜ばしいことなのですが、
そのことで、だんだん、「現実的なものを描ける=うまい」という感覚になり、
絵も、パターン化していきがちです。
今回は、その、「現実的なものを描く」を離れることで、
ただ、色と、形と、遊ぶことになり、
芸術の神様と、遊べたんじゃないでしょうか。
人が、グワーっと色を広げた上に、今度は、自分が、
てんてん、と模様を入れていく。
そこに、だれかが、渦巻きを、描き入れていく。
それは、刺激の中で、反応するように、絵を描く、という体験。
そして、自分では、決して、見つけられなかった、色の組み合わせ、
線の勢い、形の出会い、そんなものを、感じることができます。
大きな紙の中で、他の人と、一緒に絵を描く、ということは、
自分の世界で、しっかり絵を描きたい子にとっては、少々、ストレスです。
なので、いつもいつも、この描き方、という訳にはいきませんが、
心をオープンにして、表現の幅を広げるために、
時に、必要なことかな、と思います。
芸術の天使たちが、早春の野原で、飛び跳ね回った後みたいな
この「春の壁画」。
佐世保市立図書館に、飾ってもらえることになっています。
4 件のコメント:
素晴らしいですね、
図書館の展示楽しみにしています(*^^*)
ありがとうございます!!!
図書館に、飾ってもらいました(中二階、正面壁面)
とても、パワフルで、いい感じになっています。
今日図書館に行ったので見て来ました!
実際に見ると結構幅もあって、迫力がありました^_^ いろんな色かたちがあっていいですね☆
見に行っていただき、ありがとうございます!
描いているときは、みんな、夢中だったんですけど、
飾ってみると、また、違って、見えてきます。
本当、迫力ありますよねえ〜。
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