ナノカは、一気に活字中毒にかかってしまった。
「本を愛する人生をプレゼント」と思い、
赤ちゃんの頃から、せっせと、絵本を読み聞かせてきたが、
実際、没頭する5歳児を見ると、すこし、恐ろしくなって、
「そろそろ、終わりにしたら?」
と声をかけるが、その声も、聞こえてない様子だ。
寝転び読み My girl reading on the floor |
腕立て読み reading with work-out? |
小学校に上がる前には、「世界少年少女文学全集」的なものを
片っ端から、借りてきて、読んでいた記憶がある。
本が好きになる、て、こういうもんなんだろう。
さて、自分で読めるようになったが、読んでもらうのも、やっぱり、好きである。
ということで、長めの読み物を、寝る前に1章ずつ、読むことになるが、
続きが気になって、一章で我慢することは、なかなか、辛い。
毎晩、「もう一個」と言って、泣いて終わる、を繰り返すことになる。
(しかし、ボリュームがあるので、読む方も、げんなりなのだ)
先日読んだ「うちはお人形修理屋さん」は、良書だった。
ニューヨークが舞台で、私が、懐かしい気持ちに浸れたこと。
そして、布や工房の雰囲気が、祖父母の洋服屋を思わせて、これまた、
ノスタルジックだったこと。
子供達が、お店の経営に関わり、お金や経済の流れを、垣間見れること。
戦争や、移民の話が、ちらほらと見られ、
生活と密着しているのが感じ取れること。
本って素晴らしいなあ、と思いながら、読んでもらっていた(パパが読んだ)。
the doll shop downstairs |
全く違う、境遇と、時間と、場所にありながら、
その人と同じ体験をし、気持ちを感じ、共感する。
こうして、違う人のことを、想像し、理解する力が、できていく。
隣に座って、二人で、本を読めるようになった。
並んで、読書ができるというのは、なんとも、よい関係だと思う。
カフェとか、公園とかで、並んで、読書しているカップルがいるが、
お互いを尊重しながら、時間を過ごせるように見え、いいなあと思っていた。
並んで、スマホしてると、残念な感じがするのだから、
勝手な言い分なのかもしれないけど。
Japanese Christian history at Nagasaki |
私が、読んでる本は、これです。
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