セッションは3回に分かれていて、セッション1とセッション2は、5分、3分、1分、30秒、15秒、とだんだん短くなるポージングを描いていく、基本的なデッサンの形式を体験してもらいました。
真ん中で、ポーズを取るおじさんを、みんな真剣に、描きます。すぐに「チェンジ」の声でポーズが変わってしまいます。 |
少しの線でも、体の動きを表せます。 |
後ろ姿にも表情があります。 |
頭から、足の先までを、ページの中に収めるだけでも、難しい! |
何十枚も描いているうちに、自由に手が動くようになり、元気な線で、全体を捉えられるようになっていきます。 |
大人には描けない絵なので、私は、こういうのも、大好きです。 |
かわいい。 |
数本のラインで、ちゃんと、足の体重のかけ方がわかります。 |
腕を組んで、ちょっと、えらそうな様子が出てます。 |
しっかり、動きがバランスよく、捉えられました。 |
このポーズ。さあ、どんな絵を描こうかな。 |
こちらは、10分ごとに、場所を変えて、、、 |
3部作にしました。おもしろい!このまま、版画にしてもいいかも。 |
こちらは、チョークでスタートして、、、 |
インクを足します。 |
最後は、クレヨンで、色も足して、完成!味わい深いなあ。 |
同じおじさんを描いても、ちょっと、困った表情の、優しい感じになったりして。個性が出ておもしろい。 |
こちらは、大きく、靴からスタート。スペースに収まるかなあ、と心配してたけど、 |
ちゃんと、バランスよく、配置。アンディウォーホルみたいだね。 |
で、完成品。かっこいいですね。 |
体のパーツ、トーンといい、とても、バランスのいい作品。 |
こちらも、ポーズの表情が、少ない線で、表現できてます。指の細い動きと、体の大きな捉え方が、いいバランス。 |
こちらは、大人っぽい仕上がり。すすむおじさん、に見えますね(笑) |
それぞれの子が、いろいろな視点で、体の動きや、大きさを捉えているのが見て取れて、とても、おもしろかったです。
どうしても、デッサンは、『正しく描くこと』が目的になりがちですが、目の前にある体を、どう捉えて、どう描くか、試行錯誤をすること自体が、勉強なのです。頭を空っぽにして、ただただ、線を引く、この時間は、アーティストにとって、永遠のブラッシュアップなんじゃないかなあ、と思います。私も、画学生時代がなつかしくなった、日曜の午前中でした。
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