ニューヨークに、アーティストビザで戻った後、近所のスポーツクラブの会員になった。その時、「水泳って体にいいんだなあ」と実感し た事があって、今も、「なにか運動を」と思うと、すぐ「泳がねば」と思う。
I used to smim in NY. At that time, I noticed how good exercise it is and I feel I shold swim when I thought about exercise all the time.
その頃、近所の「Sammyさん」というデザイナーをしている中国系アメリカ人女性と、親しくしていた。ある 日、彼女が、「私、何歳だと思う?」と聞いてきた。少しだけ年上かな、と思って、「35歳ぐらい?」と私が言うと、「私ね、50越えてるの」と答えが返っ てきた。びっくりした。若作りな年配女性はたまに知り合う事もあるし、きれいだなあ、と感心する事も多いが、なんとなく年齢はわかるものだ。(努力して若さをキープしてることは、尊敬する)だが、Sammyさんは、ほとんど化粧もせず、特に高そうなオシャレな服も着ていなかった。カジュアルにしているのに、肌のはりとか、ボディラインに、全く年齢がにじみ出てなかったのだ。よく見ると、髪の毛に白髪が少し混じっていたが、それでも年がいってるように見えないのだか ら、すごい!としか思えなかった。
彼女に秘訣を聞くと、「私、若い頃から、ずっと週に2、3回は泳いでるの。それだけかな あ。」と。特に私の目がとまったのは、彼女の足のきれいさだった。正直、美人というより、庶民派な顔立ちだったが、その足は、均整の取れたちょうどいい肉が全体について、締まる所はきれいに引き締まっていて、ミニスカートとサンダルが、とてもよく似合っていた。体型に気をつかってる年上女性でも、なんとなく筋っぽいもので、足というのも、年齢が出る場所だと思い込んでいたので、驚きだった。
女性は、顔周りを非常に気にするが、実は、全体の雰囲気で、男性は見てるようだ。足がきれいなのは、恋愛現役で居続けるための、Sammyさんの武器、という感じで、彼女と公園などで待ち合わせすると、ナンパされてて、話し込んでいた。Sammyさんの方も、セックスアンドシティのサマンサばりに、「男性ウェルカム」だったので、その次の週にバッタリ街で会うと、公園ナンパ男とデート中だったりして、「すごいなあ」という感じだった。
Sammyさんは、本当にサマンサばりの肉食系だったので、一緒に行った講演会の講師と、いつの間にかつき合ってたり、そういう自分の恋愛依存体質を悩んで通い始めたグループワークで、同じように恋愛依存症の男性に興味を持ったり(本末転倒)、とにかく、私生活がすごかった。一度、私が引っ越しをする時に、「盗まれないように、付き添ってあげる」と来てくれたのは嬉しかったのだけど、「うわ、この引っ越し業者、いい男ばっかり。うーん、彼はまだ20代ね。ちょっと若過ぎるから、かえにちょうどいいわ。私は、あの運転手のおじさんでも、いいかな。」と名刺をもらってたのは、閉口した。引っ越しの手伝いにきてくれたんじゃなかったの?と。そういう50歳になりたいかはともかくとして、水泳は、アンチエイジングに効果のある運動だという事は、頭にインプットされた。なにはともあれ、健康に、内面から、若さを保つのは、いいことだもんね。
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