大変、遅くなりました。
7月30日毎日新聞掲載のカンコロの島紀行の記事です。
「えん」の山村留学生たちの様子を、書かせてもらいました。
日々、むき出しの自然の中、体と心を、めいいっぱいひらいて、
体験を重ねる、都会から来た、少年少女。
それを、人として、向き合い、支える、小野さん夫婦。
留学生になるには、「自分のことは、自分でできること」
という条件があります。
小野さん夫婦に出会って、文句なしに、すごいな、と思うのは、
「思いを、行動で、一歩ずつ、実現していく姿」です。
完璧な理論も、素晴らしい理想像も、
言葉や、書物になったものは見かけるけど、
現実に存在しているのは、そうそう見かけることはありません。
小野さん達は、理屈を多く語りませんが、
生きる姿そのものが、理論なのだと感じます。
生きていると、「世の中のこれは、間違ってるな」
「この方がいいな」と思うことは、誰にでも、あると思います。
でも、それを、声にしたり、行動して、実現する人は少ない。
さらに、実践し続けることは、至難の技です。
島に行くと、そういう「生きる姿そのものが、何かを語っている」人に
多く出会います。
背筋がピンと伸びる瞬間です。
私たちは、日々、社会の中で、
「お前は、小さく、非力な存在だ」と
くり返し、刻み込まれ、
「なにも、変わらぬ」と
思い込み、
「なにも、行動しない」
存在になってしまってるのかもしれません。
たぶん、なにか、できるのです。
小野さんが、教えてくれたことです。
りょうくんのお母さんです。
返信削除素敵な絵をありがとうございます。この魚はねっ! とうんちくを語るりょうくんの姿が目に浮かびます。
小野さんとの経験のすべてが、楽しくて嬉しくて、いつもテンションMAXです。引き続き、ブログを拝見させていただきます。
りょうくんのお母さん!
返信削除コメント、ありがとうございます。
まさに、「この魚はねっ」と、説明してくれました。りょうくんの秘密基地のようなヤギ小屋でした。キラキラ輝くような、日々ですね。
また、会いに行きたいと思っています。