今回は、黒島について、書きました。
私は、世界遺産登録される前にも、2回ほど、黒島にナノカと
日帰りで行ったことがあったのですが、
今回は、取材で、2回行き、
1回は、朝のミサに出るため、宿泊もしました。
佐世保へ50分で着くという立地条件。
なので、私たちがこれから引っ越す東彼杵と、それほど、
時間的距離は変わらない?と言いたいところですが、
やはり、「島」というのは、特別だなあ、とも思うのです。
私は、昔、アイルランドに住んでいたことがありました。
その時、周りのほとんどの人がカトリック教徒でした。
黒島は、島民の8割がカトリック教徒です。
そのことを、ふーんと思ってたのですが、
ふと、アイルランドにいた時と同じなんだなあ、と思いました。
日本全体の中でのカトリック教徒の人口比率は0.4パーセントと言われる中、
特殊な状況だと思いませんか?
島には、基本的に、警察がいません。
なぜなら、泥棒がいないからです。
島の人は、全員、知り合いなので、盗みは起こりません。
泥棒は、よそ者だけなので、何かあったら、相浦警察署に電話を入れます。
すると、船着き場で警察は、待っていればいい。
島の出口は、船しかないわけですから。
そういえば、船には、ゴミ収集車も同乗してました。
朝の便で、島に上陸して、島を一周して、
夕方の便で、佐世保に帰ります。
ゴミも、出口は、船だけのようです。
そういう小さなことが、
「島」であると、しみじみ、思います。
だからと言って、それが、大きな発見で、
ノーベル賞やら、直木賞や、国民栄誉賞につながる訳でもありませんが、
へえ〜、がいっぱいある。それが、島旅だと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿