4月30日付で、新しい記事が出ました。
今回は、かんころ文化研究会発足メンバーの一人でもある、高橋さんを中心に
文化(島の景観)が、人によってできあがっていることを、書きました。
高橋さんは、私が、上五島に通い始めた当初から、案内役を
してくれている人で、島を理解するのに、とても、重要な人物です。
初めて、高橋さんの案内で、江袋教会を訪れた日は、
偶然にも、10年前、江袋教会が火災にあった、まさにその日でした。
そのことを、立て看板を読んでいて、ふと、気付いた私たちは、
なにかが、ここに、私たちを連れてきたのではないか、と
体が震えたのを覚えています。
それから、1年が過ぎ、
私は記事を書き、メンバーはそれぞれ協力し、
かんころ餅のリーフレットが出来上がり、
かんころ餅の展示をするところまで、やってきました。
「人は、情熱で、また、次の人を、動かすことができる」
と、感じることが、多々、ありました。
感慨深いです。
たとえ、島が世界遺産になって、
「わあ、そんなステキな場所があるなら、旅行に行こう」
と、人がやって来ても、そこで文化を作ってきた人たちが
去ってしまっていたら、見るものは、抜け殻みたいなものです。
わたしは、今、自分を感動させてくれる、人の営みのある島を、
見てもらいたい。残したい。
わたしは、あの日、やはり、教会に呼ばれたのでしょうか?
だとしたら、できるところまで、自分の仕事をしようと思います。
明日から、家族で、上五島に行きます。
家族に、島の人を、島の人に、家族を、紹介してまいります。
みなさんも、よいゴールデンウィーク後半を、お過ごしください。
0 件のコメント:
コメントを投稿