2020年7月1日

ゆいまーる1周年おめでとう 1 year annniversary for Cafe Yuimaru

カフェゆいまーるが、1周年を迎えた。

壁に大きなポスターを描き下ろして、飾ってもらっているが、
その絵が、1周年記念で、ポストカードになった。
 店主みきちゃんが、この絵の依頼をしてくれたのは、まだ、これから店の場所が決まり、営業許可を取ったり、内装、メニュー作りをしていく、という所。
まだ殺風景だったお店を下見させてもらって、お店が明るくなるようにと、
大きめで、花いっぱいの中に、親子(鳥)が カフェでくつろぐ様子を描いた。

その後、開店するまでの奔走、あまりにいい人過ぎる様子を見て、「大丈夫だろうか」と心配していたが、一度、開店すると、人が人を呼び、つながり、まさに、街のつどい場のようになっていった。

でも、みきちゃんが、いい人過ぎるのは相変わらずで、多くの人の心配を誘っている。
650円のお値打ちすぎて、健康にも配慮されたランチなんて、「昭和か」と突っ込みたくなる。

私は、お店を見る時、 そこが物語だと妄想する。そして、登場人物に、ドラマが感じられ、ここでお話、一本書けそうだなと思うと、すごく好きになる。

ゆいまーるは、そんなお店だ。

ゆいまーるの2階で、月一度、ペン画講座をしている。

椅子に座って、カリコリと線を引き、それぞれのペン画を仕上げる講座だが、
終わってから、下に降りて、お茶を飲むのが、また、楽しい。
ペン講座は、ペン画の楽しさと、ゆいまーるの雰囲気が相まって、いい感じだ。







 今回は、オンライン用に作った教材も持って行ったら、かなりの人数が、そちらを希望。
同じものを、仕上げました。
初めての方も、線を上手に使いこなされてます。

次回は、7月18日(土)13:00〜15:00
暑中お見舞い用のポストカードを描こうと思います。
定員8名まで。お申し込みは、お早めに。

2020年6月30日

カンコロの島紀行6月「海から見た長崎」Goto Article June


6月は、海の話を書きました。

かんころ餅の背景を追いかけるうちに、私はあることに気付きました。

今まで、本を読んで、「なるほどー」と思うことはあっても、
現地に出向いたり、生活してみないと実感しないことが、結構ある、ということです。

日本が島国で、海洋国家である、というのは、生まれてこのかた
何万回も聞いて、自分も口にして、なじんできた事実ではありますが、
今の発達した文明に守られていると、実感することは、難しいと思います。

ましてや、中部地区の海から遠く離れた陸地の新興住宅地で育ち、
東京の大学に行った私にとっては、長崎にやってくるまでは、
結局、文字知識としての「島国」だったのかな、と思います。

今、海に近づいて、島の人口減や衰退の歴史などを聞いたり、
漁業の現実を見たり、実際に船で離党を行き来したりすることは、
文字知識だけの自分の穴を埋める、「実感」を伴う体験だと感じます。

本当の意味で、「日本は島国」を感じている人は、どれぐらいいるのでしょう。

縄文時代や弥生時代などの遺跡に、遠い島からやってきた
痕跡を見たりすると、突然、自由自在に行き来した、力強い古代人が
大きく感じられたりもします。

様々な便利な機械、道具、システムの中で生きている私たちから見ると、
「不便だったろう」「世界が狭かったろう」
と想像したくなる、旧時代の生活ですが、
ダイナミックに移動していたことを知ると、
おおらかな、意外に自由な姿を思い浮かべることができて、
ロマンを感じてしまいます。

ぜひ、海側から、長崎県を見てみてほしいな、と思います。

アリストレス Ant stress she mentioned


アリストレスから、椅子での生活を余儀なくされるナノカ
ナノカが、金曜日、全身墨だらけで帰宅する。
自由書道のクラスを受けているらしい。
(大きい筆を使ったり、飛び跳ねながら、雨を書いたりするらしい、、、)

なぜ、その選択授業を選んだか聞くと、
「ストレス発散になるから」と言う。

「いや、奔放に生きる君に、ストレスがあるとは思えない」と返すと、
「あるよ、ストレス!アリストレス!」と声を上げた。

アリストレス、、、アリストテレスっぽい。

先日、ナノカの部屋に、アリが大量発生した。
最初は、ナノカのカバンのお菓子の空き袋の匂いかなんかだったかもしれないが、
その後、いくら清潔にしていても、アリは散歩に来るようになり、
いろんな部屋に発生するようになった。

以前は、マンションの13階に住んでいたので、
こうした虫問題には、無縁だった。
一軒家は、地面に近いから、虫の巣にも近い。

「アリが〜」と半狂乱になるナノカに、
「殺虫剤撒いてもいいけど、人間にも、有毒だからね」と言う。
こっちの問題を叩くと、あっちの問題につっかかる。

以前、かんころ餅について調べていて、 サツマイモの資料を何冊か読んだ。
そこに、サツマイモがいかに優秀な作物かという話と同時に、
稲作について書かれていた。

日本の土壌は、雨が、短い急流の河川を流れることで、つねに栄養不足。
さらに、水生作物の稲は、大量の窒素、リンを必要とするので、
今の収穫量は、投入される化学肥料があって、始めて可能なものである、という内容だった。

それまで、世界の農業は、無農薬で、無化学肥料であればいいのに、と思ってきたけど、世界の人口を(日本の食料自給率を)賄うカロリーを確保するには、自然農法だけでは、不可能なのだと、始めてリアルに考えるようになった。

とはいえ、化学肥料が大量投入されて、オタマジャクシやタニシが壊滅する田んぼを見ると疑問を感じる。現実的な解決策として、「必要最低限な量」「適正な時期」 などが研究されるべきだな、と考えるようになった。

ストイックな自然回帰だけでは、現代社会を変えることはできない。
大切なのは、現実に向き合って、正しい情報を集めること。
そこで、冷静な対話をすること。

それは、一人の人間では無理なので、役割分担がある。
私にも、私の役割が、どっかにあるはず。
信頼できそうな情報をもとに、問題を提起する、あたりだろうか。

ナノカは、どこの立ち位置を、取るのだろう?

アリストレスの名言「一軒家に住むことは、アリと住むことである」

2020年6月29日

7月のリトルアーティストなど

7月中のリトルアーティストのお知らせです。

7月4日(土)オンラインペン画初級 

10:00ー11:20

7月5日(日)リトルアーティスト「キュビズムフルーツ」

9:30ー11:30 西地区公民館

7月11日(土)

10:00−11:20 オンラインリトルアーティスト「印象派カバン」

13:30ー14:50 オンラインペン画中級

7月18日(土)カフェアーティスト

13:00ー15:00 カフェゆいまーる

となっています。材料を送付するもの(オンラインのもの)は、
3日前までにお申し込みください。






まなぶ Travel and study

口之津の資料館で、かんころ切りの道具を発見
先日、久しぶりに旅行した。
大雨の中、夜、雲仙の宿に着き、温泉を楽しんだ。

次の日。
雨で、山も登れないし、海も入れないし、川でも遊べない。
そんな中、島原半島で、何をしようか。
すると、ナノカが地図を指差し、「この縄文なんとかが見たい」と言う。
「原山ドルメン」というところだ。
https://himawari-kankou.jp/learn/000574.php

ドルメン、とは、巨石を乗せた墓石のことで、世界的に見られる遺跡のことを言う。
原山ドルメンは、へんてつのない農道の先に、ポツンとあった。
草原から、蛇が鎌首を持ち上げて、歓迎してくれるのみの、寂しい場所だったが、縄文遺跡としては、かなり重要なもの。
歴史でも習う「窟葬」や「甕棺」などが見つかっている。

次に向かったのは、口之津の資料館。
取材もしてしまおうという欲が出た私が、「セミナリヨの資料が見たい」と言いだしたからだ。
石炭の輸出港としての資料などを、ナノカも、熱心に見ていた。

最後に「がまだすドーム」に寄った。
ボルダリングなどができる遊び場は、人数制限しており入れず、火山体験館の方を回ることに。
資料ばっかり見ていた旅行だった。

親の興味に引っ張られて、勉強会や資料館を連れまわされて育ったナノカ。
やや、こじらせ始めていることに、親の責任を感じる。
でも、知識があった方が、遊びも豊かになるのだろう。


金曜日、友達と公園に行って、砂場で突然、「山城」を作り始めた。
土塁を積み、堀を2重にして、山を利用して北の守りを固めた。
薄く高い壁を、防御のために、必死で作る。堀の外には、落とし穴を何個も作る。
土塀に「嵐」の家紋を彫り込む。
歴史の知識が、砂遊びを複雑に、拡げてくれる。

「まなぶ」は、「あそぶ」の材料なのだな、と思った。

2020年6月22日

宝箱から、お宝 Handmade box and medal

ナノカは、昔から、自分の誕生日に、私にプレゼントをくれる。
折り紙だったり、カードだったりと、手でこさえた、何かをくれるのだ。

今年は、学校で作った「宝箱」をくれた。
ちゃんと寸法を測り、箱の形をしているし、
蝶番も留も、適切に、取り付けられている。
なかなか、やるなあ、と思って、中を見ると、、、
中から、「世界一 すごいママ」というメダルが出てきた。
生まれて初めて、電気糸鋸にチャレンジしたらしい。

いろんな個がある。

美大にいた時、この世には、才能の世界というものが存在すると思った。
クラスメートに、コミュニケーションを取るのもやっとの、日常生活もままならない男の子がいたが、絵を描くときだけ、憑き物に動かされるようにしていた。
作品の良し悪しは、判断に迷ったけど、その姿にぞっとしたのは覚えている。
ここからしか生まれないものの中に、本物があるんだろう。

アーティストって、うす皮一枚、あっち側に行ってる人たちのことだ。
それが、その人たちにとって、幸せなのか、どうか、わからないが。

アートに限らず、そういった、シャープな才能を持つ子は、時々いる。
頭が切れて、圧倒的な集中力を保ち、探究心がある。
なにかを成し遂げるためには、必要な個性だ。
社会を変えたり、大きな発見をする可能性を、彼らは秘めている。

いろいろな個を見てきた大人から見ると、
ナノカは、もう少しソフトだな、と感じる。

ただ、感受性がひたすら強い。人の気持ちを、自分のことのように感じる。
違う立場の人や、社会の違う面が見える。
そして、どんな時も、一番大切なものを、半分、私や大切な友達に分けてくれる。

通知表に、「思いやり」という欄はない。
子が生まれた時、どの親も「やさしい子になってほしい」と思うけれど、
その「やさしさ」を評価したり、振り返ることがないので、
社会の中では、いつしか、軽視されていく気がする。
「思いやり」があったら、1芸入試で、大学入れる、とかないもんね。

なににせよ、親が、それを見失っては、いけない。

いつも、あなたのやさしさに、頭が下がる。
9歳の誕生日、おめでとう。

2020年6月21日

9歳のティアラ Tiara for 9 year birthday

ナノカ、9歳になりました。

金曜日、学校の友達に来てもらってパーティ。日曜日、親友に来てもらってパーティ。と、2つのパーティーをすることになりました。
2つパーティーの支度は、まあまあ、大変。

2つのパーティーで違ったメニューを出し、
2種類のケーキを焼きました。
特別な料理はできなかったけど、ナノカは、とっても喜んでいました。
パーチーガールなのね。

制作する時間がなかなかできなかったけど、毎年、恒例のティアラも、
合間時間を使い、1時間ほどかけて、ギリギリに仕上げました。
「こうばるの生き物」です。
大慌てで、ペインティング、そして、カット。
正面
左サイド
右サイド
9のチーズケーキ。クッキーを作る時間はなかった。また、後日。
リボンとか、お姫様とか、お花とか、ナノカが注文してくる、かわいらしいティアラを作るのが楽しみだったけど、段々とブリブリした好みが消えていき、とうとう、今年は、生き物に。
最初、オタマジャクシとカエル、と言われた時に、
「グロい方向に、一気にシフトか、、、」と思ったけど、
「こうばるの生き物」という、ざっくりしたテーマに変更になったので、
色の明るいものを選んで、制作した。

時間が限られてる中で、とりあえず、毎年のことをしてあげられて、ホッとした。
そして、今年も、ちゃんと、かぶってくれた。
こうした習慣を、ナノカ自身が大切に思っているんだな、と思う。

そして、パパからは、本のプレゼント、
ママからは、バレエとミュージカルのチケットをプレゼントしました。
いろいろな事が停止した数ヶ月。今は、生の舞台の素晴らしさを
かみしめたい。

誕生日を、「たのしかった」「サイコーにしあわせ」と言った。
年に一度のことだもの。そう思えることは、いいことだろう。